1.肥料への再生工程

肥料生産フローチャート

肥料生産フローチャート

ニューコンAの生産フロー

ニューコン製造

1.食品工場

穀物等をゆでたり、煮出したりすることにより出る廃液を工場内の浄化槽でバッキ発酵し、豆腐状にしたものが食品工場から出ます。

これは、穀物類などの原料から製造に必要な成分を抽出した後の残有物で、植物にとって必要な成分をたくさん含んでいます。

2.収集・運搬して花丘商事へ

食品工場から出された豆腐状のものを、性状を変化させずに肥料を製造するために工場から発生したらすぐ、肥料に関係のないものが混ざらないようにするために混載をせず、そして腐敗が進まないように積置き・積替えをせずに花丘商事へと収集・運搬します。

3.花丘商事で肥料製造

運ばれたものを発酵機へ投入します。

発酵機を灯油バーナーで下部から加熱して鋳物砂を暖め、花丘商事オリジナルの自然菌の中で水分調整、成分調整、pH調整を行ない、発酵させていきます。

こうして、緑に必要な成分を整えた有機肥料が製造されます。

4.有機肥料として出荷

ニューコンCの生産フロー

ニューコンCイメージ

1.原料

食品工場から出るコーヒー粕が原料となります。

2.肥料製造方法

原料を完成品と混ぜ合わせ、水分調整をします。

花丘商事の安全フロー

花丘商事では、有機肥料を使用するにあたって

下記の調査・申請等を行い、安全性を高めています。

1.事前に行う主な調査

サンプルの提出

サンプルの提出

肥料の原料となる物を下に挙げる調査を行うためにサンプルとして1㎏ほどいただきます。

溶出試験(有害物がないこと)

溶出試験(有害物がないこと)

廃棄物と清掃に関する法律に基づき、肥料化した際に水に溶けだし、地下水を汚染する可能性のある物質が、基準値よりも低いか調査をします。

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依頼文書
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成分分析(有効成分が十分であること)

成分分析(有効成分が十分であること)

肥料取締法に基づき、肥料成分が含まれているか調査します。

原料の生産工程のフローチャート

原料の生産工程のフローチャート

お客様から収集する肥料の原料がどのような工程で生産されているか確認できるフローチャートをご提出いただきます。


2.契約

契約書で明記する内容

第1条 肥料化委託内容

  • 廃棄物処分許可番号(種類・数量・単価・処分の場所・方法・処理能力)
  • 搬入業者の廃棄物運搬許可番号
  • マニフェストに必要事項を記入・交付

第2条   義務と責任

  • (甲)   甲は委託する産業廃棄物の処分に支障を生じさせるおそれのある物質が混入した場合には、その損害の責任を負う。
  • (乙)   廃棄物(有機性副産物)を処分の完了まで、二次公害をおこさないように適正に処分(肥料化)する。

第3条 手数料・消費税・支払

第4条 機密保持

  • 甲、乙は業務上知りえた相手方の機密を第三者にもらしてはならない。

第5条 契約の解除

(甲)

  • 有害物質等が混入した場合
  • 肥料化手数料の未払いがあった場合

(乙)   

  • 法令に違反した処理をした場合
  • 二次公害を発生させた場合

以下は、契約書見本を参考にしてください。

※年一回の溶出試験の提出

※相互訪問し安全の確認  

3.肥料製造

ニューコンA(普通肥料登録)

ニューコンA(普通肥料登録)

ニューコンC(特殊肥料登録)

ニューコンC(特殊肥料登録)  


4.農地利用の合意書

有限会社花丘商事と土地の管理者は合意書に基づいて契約を交わす。  

5.花丘商事の安全性の確認

下記の通り、有効成分・有害物の分析を行う。

  • 成分分析 6回/1年
  • 原料別の分析 2回/1年
  • 畑別の土壌診断回 2回/1年
  • 収穫したなたね油の成分試験 1回/1年

6.日別搬入数量把握

それぞれの肥料をどこの土地にどれだけの量を搬入したのかを管理する。

7.エコアクション21

エコアクション21イメージ

環境問題の重要性を認識し、環境に係わる社会貢献を目指した企業活動の推進に努め、持続的に発展できる循環型社会の実現を継続的かつ積極的に目指します。

 

法規制・条例及びその他の要求事項を遵守して事業活動を行っています。資源の有効活用に関しては二酸化炭素の排出削減はもちろんのこと、節水にも積極的に取り組んでいます。

 

また、廃棄物のリサイクル100%及びグリーン購入を推進し、環境保全に配慮した資材の調達に取り組み、環境への意識向上の徹底のために、社員への教育、啓発活動を行っています。